電子情報通信学会総合大会講演要旨
BI-6-5
モバイル環境における個人の移動を予測するシステムの研究と実験
○新熊亮一(京大)・荘司洋三・劉 巍(NICT)
モバイルコンピューティングプラットホームが普及したことにより,GPSによって計測される個人ごとの移動履歴や無線アクセスポイントへの接続履歴といった予測に必要な行動ログが取得できるようになったことで,個人ごとの移動の予測が可能になった.個々人が次に移動する地点を予測する技術が確立されれば,通信制御,マーケティング,安心安全,地域見守りといったアプリケーションに適用可能である.本稿では,予測対象の人物の行動ログからその人物の関心を表す数学的モデルを形成し,そのモデルに基づき未訪問地点を含めた次の移動地点を予測するシステムを提案する.また,実データを用いた実験によりその有効性を示す.