電子情報通信学会総合大会講演要旨
BI-5-1
VoLTEのQoEを支えるQoS制御と音声コーデック
○三田貴子・江原宏幸・星野正幸(パナソニック)
VoLTEとは, 3GPP及びGSMAが定める技術を用いて提供する,VoIPサービスである.VoLTEサービスを提供する網には,3GPP標準仕様に準拠したデータ転送網であるEPS,及びセッション制御網であるIMSを用い,専用のQoS制御を行う.またVoLTEアプリケーションである音声コーデックにも,3GPP標準のコーデックを使用し,専用フォーマットを持つRTPペイロードやRTCP-APPでのQoS制御をサポートする他,限られた無線リソースに対応した低ビットレートでも,高い体感品質(QoE)を提供する.3GPP標準音声コーデックとして,現行サービスではAMRコーデックや,AMR-WBコーデックを使用しているが,2014年12月には更なるQoE向上を可能にしたEVSコーデックが,新たな3GPP標準音声コーデックとして承認された.本稿では,VoLTEにおけるQoS制御を解説すると共に,EVSコーデックによるQoE向上について紹介する.