電子情報通信学会総合大会講演要旨
BCS-1-7
オブジェクト指向プログラミングによる電磁波散乱シミュレーションコードの設計に関する一考察:三角要素と四角要素の混在する境界要素
○田中雅宏(岐阜大)
本報告では,オブジェクト指向プログラミングを用い,境界要素の変更が容易であるモーメント法コードを考察する。モーメント法に用いられる境界要素には,ワイヤ要素,平面要素,曲面要素がある。境界要素に関するデータおよび関数をクラスとして適切に分離することにより,モーメント法コードの大部分に変更を加えることなく,境界要素の変更が可能となる。すなわち,コードの再利用・変更が容易となる。また,散乱体境界を三角要素および四角要素の混在する境界要素で分割し,モーメント法を適用する。特に,積分方程式から帰着される連立一次方程式の係数行列要素の数値計算コードについて考察する。