電子情報通信学会総合大会講演要旨
BCS-1-5
眼部ミリ波ばく露評価のための電磁界-流体熱輸送解析システムの開発
○鈴木敬久・佐々木真央・多氣昌生(首都大東京)・小島正美・佐々木 洋(金沢医科大)・Jerdvisanop Chakarothai・佐々木謙介・和氣加奈子・渡辺聡一(NICT)
本研究では,ミリ波帯電磁波による眼障害の閾値を定量的に推定する目的のために電磁界-熱輸送連成解析システムを開発した.システムはMaxwell方程式とNavier–Stokes方程式および物質移動を含む熱輸送方程式を連成するものであり,電磁界,流体,温度のそれぞれ時定数が異なるマルチスケールの物を扱う.またコードはGPUに適した超並列化を行い,大規模な計算を高速に解けるような工夫を行った.講演ではコードの概要および高速化の検討とともに,眼部にミリ波がばく露された状況のモデル化とその計算結果について述べる.