電子情報通信学会総合大会講演要旨
BCS-1-4
FDTD法による有理関数モデルを利用した極低周波電磁界解析のためのマルチスケール解析手法
○浅野慶太・宇野 亨・有馬卓司(東京農工大)・古川洋之・西村裕之(IHI)
本研究では,FDTD法による極低周波電磁界解析などにおいて解析時間が長くなるマルチスケールモデルの解析時間短縮を目的とし,伝達関数を一度求め,その伝達関数から低周波成分を多く含むパルスの応答を求める手法を検討した.伝達関数はARMAアルゴリズムを用いて算出した有理関数を用いる.そして,伝達関数を用いて時間領域での電磁界を推定する具体的な手法は,伝達関数に任意の周波数スペクトルを掛け合わせた後に時間領域に変換する.提案する手法の有効性は,提案手法の解析結果をFDTD法のみで計算したときの結果と比較し,精度,計算コストの面から有効性を確認した.