電子情報通信学会総合大会講演要旨
BCI-1-6
マルチコア/モード伝送技術の最新動向と将来へ向けた課題
水野隆之(NTT)
近年の時分割多重,波長分割多重,およびデジタルコヒーレント技術による光ファイバ通信の伝送容量の増大に伴い,シングルモード光ファイバで伝送可能な容量の上限に近づきつつある.その伝送容量をさらに1〜2桁,拡大できる次世代の多重化技術として,マルチコア/マルチモードを用いた高密度空間分割多重(DSDM: Dense space-division multiplexing)伝送技術が近年注目されている.
本稿では,これまでのマルチコア/マルチモード伝送技術の進展を振り返り,DSDMによる長距離大容量光伝送システムの実現に向けた今後の課題について述べる.