電子情報通信学会総合大会講演要旨
BCI-1-3
マルチコア/モード光増幅器の最新動向と将来へ向けた課題
杉崎隆一(古河電工)
空間多重伝送によりケーブル内のコア密度を増加させる検討が進んでいる.この技術により,1つのケーブル内に収納する信号数の増加は容易に推測できる.もちろん,長距離伝送において,光増幅器を用いた中継は必須である.ケーブル内のコア密度が増加しても,それに比例して増幅器の数が増加しては中継局のスペースが不足する懸念がある.さらには通信容量の増大に比例して中継局の増幅器に必要とされるトータルの消費電力が増大も解決すべき課題である.本稿ではマルチコア/モード多重光増幅器の最新動向を整理し,その空間多重伝送との親和性と低消費電力化の可能性を報告するとともに,将来の実用化に向けた課題をまとめる.