電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-20-24
大脳動脈輪三次元形状を用いた脳動脈瘤発生予測の初期検討
○安木麻倫・小橋昌司(兵庫県立大)・澁谷浩伸・野村 保(石川病院)・森本雅和・相河 聡(兵庫県立大)
脳動脈瘤発生は生活習慣や遺伝的因子が主要因であるが,血管形状との関係性も示唆されている.本研究では脳動脈瘤の先制医療実現を目指し,大脳動脈輪三次元形状から脳動脈瘤発生を,血管形状構造や血管分岐角度を用いて予測する方法を提案する.脳動脈瘤を有しない被験者40例,脳動脈瘤を有する被験者40例のMRA画像にLeave-one-out交差検定で提案法を適用した結果,血管形状構造を用いた予測法では感度75%,特異度75%,血管分岐角度を用いた予測法では感度33%,特異度71%であった.実験結果より,三次元形状が脳動脈瘤リスク予測において有効であることが示された.