電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-20-16
UWBドップラーレーダを用いた足底での非接触心拍測定法
○今西亮介・奥村成皓(京大)・阪本卓也(兵庫県立大)・佐藤 亨(京大)・吉岡元貴・井上謙一・福田健志・酒井啓之(パナソニック)
心疾患に対してCMR(Cardiac Magnetic Resonance)を用いた診断が近年注目されている.CMRでは心拍の特定の位相に同期した信号が必要であるが,強磁場中でのECG(electrocordiogram)による心拍測定では血流による磁場流体力学的電流が発生し,正確なECG による測定が難しい.そこで本稿ではCMR検査の際,足底がスキャナ外部に露出していることを想定し,高い距離分解能を有する超広帯域ドップラーレーダを用いて非接触測定を行う.レーダから足底に対して垂直に信号を送信し、足底からの反射波を解析することで、心拍動に起因する足底の微小変位を捉え,瞬時心拍数を推定した.その結果、レーダ信号から求めた心拍間隔が心電位から求めた心拍間隔を高精度に推定できることを示す.