電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-20-12
ボディエリアネットワークと今後の技術課題- ETSI SmartBAN標準化最新動向から -
○田中宏和(広島市立大)・南 重信・長谷山美紀(北大)・新實朋子・高橋 透(ニューチャーネットワークス)
最近、ウェアラブルセンサーを用いて個人の生活状況や健康状態を計測・管理するサービスが注目されている。近い将来、様々な目的で日常的にウェアラブルセンサーを装着した人を街中やイベント会場で多数見かけることが期待される。このようなアプリケーションを実現するにはウェアラブルセンサーとそれを伝送するための無線システムが技術の鍵となる[1]-[2]。無線システムにおいては技術開発だけでなく標準化も重要な課題であり、IEEE 802.15.6やIEEE 82.15.4j、ETSI Smart BAN等のBody Area Network(BAN)の標準化活動が活発に行われている[3]。特にETSI Smart BANは最も新しい規格で、2015年4月に無線の基本技術となるPHY及びMACの規格書が発行された[4]-[5]。
本稿では、欧州電気通信標準化機構(ETSI)の最新動向と今後の技術課題について述べる。