電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-19-1
無線センサネットワークにおけるレートレス符号化パケットの省電力収集法
○五十嵐裕紀・府川和彦・張 裕淵(東工大)
本報告では,無線センサネットワークにおけるレートレス符号を用いたデータ収集について,更なる省電力化を提案する.レートレス符号を用いたデータ収集は,通信路に判定誤りがない場合,符号化の通信回数を増やすことでLT 符号の性能へ漸近することが知られている.しかし,通信路に判定誤りが生じる場合,通信回数を増やすとBER 特性の劣化を招き,かつ消費電力も増大する.そこで,符号化の通信回数を最小化してBER 特性の劣化を防ぎ,かつ省電力化を図る.さらに,符号化しないパケットも一部活用し,ビット対数尤度比を用いた軟判定復号を行い,更なるBER 特性の改善を図る.フェージング条件下で計算機シミュレーションを行い,従来技術に較べBER 特性を大幅に改善できることを明らかにする.