電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-18-61
火災検知情報の早期伝搬システムの設計
○森 英記・伊藤昌毅・瀬崎 薫(東大)
自然災害は折にふれて人類に大きな被害をもたらしてきた.その中でも日本で大きな被害を及ぼすものが地震であり,5年前の東日本大震災は依然として記憶に新しい.地震は家屋の倒壊や地割れだけでなく,津波や火災などの二次災害を引き起こすため,これらそれぞれの被害状況を把握し迅速に処理することが重要である.このような二次災害のうち,近年の関東大震災・阪神淡路大震災・東日本大震災の全てで被害をもたらしているのが火災である.平成23 年までに住宅用警報器の設置が義務化されたため火災の検知は比較的容易になったが,その検知情報を伝搬するシステムは未だ知られていない.そこで本稿では,現状の火災警報器を利用した,火災情報の早期伝搬システムを提案する.