電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-18-56
低解像度赤外線センサアレーを用いた非接触行動識別法の識別精度改善
◎増山翔太・洪 志勲・大槻知明(慶大)
我々は,2次元温度分布を検知可能な8×8素子赤外線センサアレーを用いた行動識別の開発に取り組んでいる.この手法の利点は,高解像度画像を用いないためプライバシー性が高いこと,暗闇での利用が可能なこと,非装着型で利用者の負担が低いことなどが挙げられる.センサを天井に設置し,4つの特徴量を抽出,分類器を用いることで78.6%以上の精度でセンサ検知範囲内の人物の動作を無人・歩行・着席・転倒・歩行の5行動に分類した.しかし,歩行中に転倒した場合など,複数行動を連続してとった場合の識別を対応しておらず,また,転倒・着席の紛らわしい動作で誤検知が増えるといった問題点もあった.本提案では連続動作に対応させ,特徴量を見直すことで5行動の識別精度を改善する手法を提案する.