電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-18-43
洋ナシ環境センシングデータと外観汚損要因の因果関係モデル構築
◎宮川和也・杉山智彦・山﨑達也(新潟大)
外観品質が重要視される洋ナシ「ル レクチエ」において,栽培過程での果実袋被覆による生育環境が外観汚損発生の一因となることが示唆されている.本研究では,果実袋内環境を計測し外観不良症状発生との因果関係をモデル化することで,洋ナシの生育環境と収穫後の果実外観品質の関係性を明確化することを目的とする.筆者らはこれまで実際の洋ナシ圃場において,小形センサを用いて果実袋内の温湿度環境を継続センシングしてきた.本稿では,収集した果実袋内温湿度データと収穫後の果実の外観不良症状を発生要因別に分析しまとめた外観品質データに対して,共分散構造分析を用いて構築した因果関係モデルに関して検討した結果について報告する.