電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-18-35
無線電力伝送を用いたセンサネットワークのための余剰エネルギー活用協調中継法の提案と評価
◎國川雅司・四方博之(関西大)
センサノードのバッテリー利用に伴う様々な問題を解決するために無線電力伝送を用いたセンサネットワーク (WPT-SN)が考案されている。WPT-SNにおいて、データ集約と電力伝送を行うシンクから遠方に存在するノードは、減衰の影響により伝送される電力が小さく、動作に必要なエネルギー量を得るために、長い充電時間を要する。この長期間の充電は、シンクの消費エネルギー量の増加やスループットの低下を引き起こす。本稿では、遠方ノードの動作に必要なエネルギー量を減少させるために、データ送信時の送信電力を低下させ、それによるパケット収集率の低下を余剰エネルギーを有する他ノードによる協調中継で軽減させる方式を提案する。