電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-18-33
UAVを用いた給電システムにおける給電効率情報のフィードバックに基づいたセンサ位置推定による最適給電点探索手法
◎鈴木康大・繁田 亮・川原圭博・浅見 徹(東大)
近年農業分野において様々なセンサが提案されているが,
大規模な圃場環境における長期的な運用を考慮すると電池交換にかかるコストは無視できない.
そこでUAVからマイクロ波を用いた無線給電を行う試みがなされてきた.
しかしマイクロ波の特性により給電効率はUAVの位置に大きく依存するため適切な位置での給電が必要であり,
またUAVの稼働可能時間を考えるとセンサへの給電を完了するまでの時間を最小限に抑える必要がある.
そこで本稿ではUAVがセンサに給電すべき電力を定式化した上で,
事前に取得した給電効率の位置依存特性を用いたUAVの誘導アルゴリズムを提案し,シミュレーションによる評価を行った.
その結果,既存手法と比較して最適給電地点付近に到達する時間を30%程度削減できることを示した.