電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-18-22
モバイルセンシングを用いた建築物の調査支援技術の開発
○鵜飼祐太・伊藤昌毅(東大)・青木信夫・徐 蘇斌(天津大)・瀬崎 薫(東大)
近年, モバイルセンシングがセンサネットワークの構築手法として注目を集めている. 本稿ではこのモバイルセンシングを用いて,建築の専門家による紙ベースでの調査が主に行われている建築物の調査の労力の低減及び作業の効率化を図る手法の提案及び検討を行う. 具体的には, 建築の専門家ではない者でもモバイルセンシングを用いることで建築物の調査に貢献できる機構の開発を行う. この技術の応用先として天津の租界地区を想定している. Android端末で使用可能な調査ツールを開発し, センサデータを用いて異なる地点から撮影された同一の建築物を検出する機構を提案した後, 精度の実験を行った. 実験の結果, 特定の条件下の時, 角度の誤差の発生により同一建築物の判定に支障をきたし易いことが確認された.