電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-18-18
リカバリーモードを用いた省電力なセンシングにおけるAndroid端末と外部機器の連携手法
◎高木 雅・川原圭博・浅見 徹(東大)
近年,Androidスマートフォンの低価格化が一段と進み,10ドル台の価格で入手できるようになった.しかしながら,これまでに提案されたスマートフォンをセンサデバイスとして活用する手法の多くは,ユーザが日常的にスマートフォンを利用し充電することを暗黙の前提としており,貨物の追跡,崖崩れや森林火災の検知,農場での害獣検知といった,商用電源なしで長期間の稼働が求められる用途には適さなかった.そこで,我々はAndroidスマートフォンにおいてOS本体を起動することなく,Linuxカーネルのみを起動して低消費電力でセンシングを行う手法を提案してきた.本稿では,低消費電力なマイコン等の外部機器と連携して,電池寿命と速報性を両立したセンシングを行う手法を提案する.