電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-18-4
端末所持者による遮蔽を考慮した位置指紋方式による屋内位置推定に関する検討
◎垂井雄希・向田 瞬・宮路祐一・上原秀幸(豊橋技科大)
屋内位置推定として無線LANアクセスポイントからの受信信号強度(Received Signal Strength Indicator: RSSI)を用いた位置指紋方式が研究されている.位置指紋方式は,反射波も含めて教師データを作成するため,マルチパス環境においても推定精度が高い.しかし,位置推定時に電波伝搬環境が変化すると推定誤差が増加する.本稿では,位置指紋方式による屋内位置推定において,端末所持者によるRSSIの変動を考慮したマッチング手法として重み付きユークリッド距離を提案する.実機を用いた位置推定実験の結果より,提案手法ではエラーフリーとなる割合が従来手法と比べて4.1ポイント向上した.