電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-18-1
可聴音を用いたセンサノードの高精度測位手法の省資源実装
○粟木一輝・田代諭拡・恋塚 葵・廖 椿豪・鈴木 誠・森川博之(東大)
センサネットワークが社会に浸透するにつれて重要となるのがセンサノード自身の測位技術である.センサノードの測位においては,精度,大きさ,コストが重要となる.既存の測位手法としては,音波と電波の到達時間差を利用した技術やレンジフリーベースの技術が提案されているものの,ともにこれらを満たせない.前者では,スピーカが必要となり,小型かつ低コストな実装が困難である.後者では,精度が数m程度にとどまり,農場やオフィスに高密度にセンサを設置する場合などのノードの区別には不十分である.本稿では,近年になり小型のMEMSマイクが低コストに利用可能となったこと,および時刻同期を極めて容易に実現可能となったことに着目することで,木の棒などによる衝撃音によって,cmオーダの精度で容易にセンサノード測位が実現可能であることを示す.