電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-17-37
隣接チャネル干渉を低減する拡張オーバーラップFFTフィルタバンク
◎齋藤 晟・田辺素洋・梅比良正弘(茨城大)
コグニティブ無線では、複数の帯域幅の異なる空き周波数帯を利用して信号伝送を行うため、任意の帯域・周波数を持つ複数の信号を送受信できるマルチレート伝送方式が必要となる。筆者らが提案しているオーバーラップFFTフィルタバンクを用いたマルチレート伝送方式は、FFT/IFFTブロック長を長くすることで、プライマリユーザへの隣接チャネル干渉(ACI:Adjacent Channel Interference)を低減できるが、信号処理遅延が発生する問題がある。本文では、遅延を増大することなくACIを低減するため、FFT/IFFTブロック長を変えることなく、オーバーラップ部を1/2ブロックから3/8ブロックに拡張した拡張オーバーラップFFTフィルタバンクを提案し、ACI低減効果をシミュレーションにより評価した。