電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-17-33
位置情報を用いた仮想セクタ方式によるWLAN隠れ端末問題の解消
◎秋元浩平・亀田 卓・平 明徳・末松憲治・高木 直・坪内和夫(東北大)
WLAN(wireless local area network)で用いられるCSMA/CA(carrier sense multiple access with collision avoidance)における隠れ端末問題は通信衝突によるシステムスループットの劣化を引き起こす.我々が提案する仮想セクタ方式は端末の位置情報に基づき端末の送信制限を行うことで隠れ端末問題を解消する.本稿では予約信号を用いるCSMA/CA with RTS/CTS(request to send and clear to send)と比較した場合の提案手法のシングルセル環境におけるスループット特性を評価する.計算機シミュレーションの結果,提案手法はRTS/CTSに比べて同等以上のシステムスループットを実現しつつ,ユーザスループットを大幅に改善可能であることがわかった.