電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-17-17
周波数共用システムにおける網収容制御のモデル化に関する一考察
◎満越貴志・小泉佑揮・長谷川 亨(阪大)
第5世代移動通信(5G)システムの実現に向け周波数帯の確保が必要であるが、移動体通信に適しているとされる6 GHz以下の周波数帯は既にほとんどが割当されており、5Gシステム向けに新たに広い幅の周波数帯の確保は難しい。これに対して、気象レーダーなどの一次利用者において時間的および空間的に周波数利用に空きが生じる場合に、5Gシステムが二次利用者としてその周波数帯を共用する、周波数共用システムが考えられている。周波数共用システムでは、多種多様な無線網が通信サービスを提供し、その通信メディアも多岐にわたる。このように異種無線システムが混在する周波数共用システムにおいて、システム全体の通信品質を向上させるためには、個々の端末をどの網に収容するかを適切に決定する網収容制御が重要である。そこで、本稿では、周波数共用システムにおける網収容制御を定量的に評価するために最適化問題としてモデル化する。