電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-17-16
データベース支援型周波数共有での一次利用者排他領域再設定手法
◎山下翔大・山本高至・西尾理志・守倉正博(京大)
5Gにおいては新たな周波数資源の開拓だけでなく,既存システムに割り当てられた周波数の効率的な二次利用が課題とされている.後者に関しては,共用周波数利用システムがデータベースを用いて周波数共用を図る場合であっても,電波環境や建物状況などの変化により一次利用者が干渉等の影響を受ける可能性がある.
 本稿では,そのような想定外の事態に対処するためのフレームワークを提案する.本提案法においては,一次利用者が干渉等の影響を受けた際に,そのことをデータベースに通知し,その後データベース上で共用周波数利用システムへの送信許可を決めるための条件を更新する.加えて,そのデータベース利用可能情報のパターンに応じた,更新後の共用周波数利用システムに送信許可が通知される領域を確率幾何学を用いて数値評価する.