電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-17-5
GFDMを用いた異なる幅のサブキャリア間干渉除去に関する一検討
○夜船誠致・吉岡達哉・新保宏之(ATR)
第5世代移動通信システムの実現に向けて,新しい無線通信方式の検討が始まっている.方式のひとつとしてGFDM (Generalized Frequency Division Multiplexing)が提案されている.GFDMの特徴として,通信内容に応じてサブキャリア(SC)幅を変化させ,効率的にトラヒックの収容を図れることがある.しかし,異なる幅のSCが混在する場合,シンボル長が異なることで,非同期に送信されるため,SC間で干渉が発生し,通信性能に影響が生じる.この影響を避けるために,ICIC (Inter-Carrier Interference Canceler) の適用による干渉除去が考えられる.これまで,同一幅のSCに対するICICの適用は検討されているが,GFDMの特徴である異なるSC幅に対する検討はされていない.そこで,本稿では異なる幅のSC間でのICICの適用方法について述べ,適用方法の違いによる性能差について計算機シミュレーションで評価した結果について報告する.