電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-15-8
未訪問地点を含む個人の移動を予測する手法の検討
○岡本和輝・河合直人・新熊亮一(京大)
近年スマートフォンやセンサデバイスの急激な普及により,個人の位置情報を取得し蓄積することが可能となった.これらの位置情報は現在様々なサービスに利用されている.さらに,こういったサービスは拡大傾向にあり,個人の未来の行動を予測する移動予測技術に対する需要が増加している.しかし,従来技術では,①複数地点への移動予測ができない,②ユーザが訪れていない地点(未訪問地点)への移動予測ができない,③個人の特性を考慮できない,など個人の移動を予測する上で課題があった.そこで,本稿では滞在時間に対する効用を既に訪問した地点だけでなく未訪問の地点に対しても推定することで,先ほどの課題を解決する手法を提案する.また,本研究を進めるにあたって,学生の京都市内での買い物中の行動データを取得した.今後,より精度を高められるアルゴリズムを検討していく予定である.