電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-15-7
環境危険度を考慮した歩きスマホ注意喚起システム
◎内山雅由・三好 匠(芝浦工大)・江口眞人(NTTコミュニケーションズ)
近年,スマートフォンの普及に伴い,歩きながらスマートフォンを操作する,いわゆる歩きスマホを行うユーザが増加した.歩きスマホ中は画面へ没入するあまり,周辺環境の変化を察知することが困難になるため,人や障害物との接触,段差からの転落などの問題が発生している.現在配信されている歩きスマホ防止アプリの多くは,周辺環境を考慮せず歩行検知のみで注意喚起を行うためユーザ体感品質(QoE: Quality of experience)が低下し,よって十分な普及には至っていない.これに対し,周辺環境を考慮した歩きスマホ防止アプリの研究開発が盛んに行われているが,未だ改善の余地がある.本稿では,周辺環境の危険度を考慮して歩きスマホの注意喚起を行うことで,QoEの高い歩きスマホ抑止システムを提案する.