電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-13-24
同種結合型6コアファイバのインパルス応答解析
◎千田泰之・東城 蓮・藤澤 剛・齊藤晋聖(北大)
数モードファイバ(FMF)を用いたモード多重伝送においては,伝送路などにおけるモード間結合による群遅延拡がり(GDS)がMIMO受信器の構成を複雑化させることが問題となっている.最近,FMFの一つである結合型MCF(C-MCF)を用いることで,ファイバ中での摂動によるモード間結合を積極的に利用し,GDSを抑制できることが実験的に示され,大きな注目を集めている.ここでは,同種結合型6コアファイバを対象に,マルチモード非線形シュレディンガー方程式によるインパルス応答解析を行い,モード間結合によって群遅延拡がりが抑制されることを明らかにし,報告されている実験結果との良い一致を得たので報告する.