電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-13-10
C-OFDR で観測されるレイリー散乱光波形を用いた温度分布測定の測定距離の拡大
◎大野槙悟・飯田大輔・戸毛邦弘・真鍋哲也(NTT)
高精度の温度分布測定法として,コヒーレント光周波数領域反射測定法で観測されるレイリー散乱光波形を用いる方法が提案されている.しかしながら,測定距離が長距離になるほど光損失により信号強度が低下するため,測定距離が制限されてしまう.雑音低減方法として加算平均があるが,C-OFDRの場合,光源のコヒーレンス長よりも長距離地点では光源の位相雑音の影響で波形が変化してしまうため,加算平均すると温度変化の情報が失われてしまうという問題がある.そこで本稿では,レイリー散乱光の光周波数スペクトルを加算平均することにより,従来よりも長距離で温度分布測定を実現したのでこれについて報告する.