電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-13-2
量子カスケードレーザの安定化と中空光ファイバガスセルを用いたガス分光分析システムの高感度化
◎八重樫佳祐・片桐崇史・松浦祐司(東北大)
中空光ファイバをガスセルとして用いた赤外吸収分光法による呼気分析の結果を述べる.これまで我々は喘息の診断指針であるNOガスに注目し,NOガスの吸収ピーク波長において発振する量子カスケードレーザ(QCL)を光源として用いることにより,サブppmオーダのNOガス検出に成功した.今回は更なる測定感度の向上を目指し,QCLの発振波長を高速に掃引することによりガスの吸収スペクトルを測定することを試みた.SN比の向上させるためQCLの安定性を改善に取り組んだ。QCLの素子温度制御と出力光強度の時間変動の改善を行い,NOの吸収ピークをサブppmオーダーで観測することができた。