電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-12-5
緊急時の重要光回線パスを強制的に確保する制御手法
○白岩雅輝・宮澤高也・古川英昭・淡路祥成・和田尚也(NICT)
近年,通信の耐災害性研究およびその実装が進められている.大きな災害が発生すると,被災地のみならず通信トラヒックは急増する.そのなかで,行政機関などが用いる通信回線は重要であり,いかに確保するかが課題となる.我々が提案する光パケット・光パス統合ネットワークは,光パケット交換,光回線交換の波長資源を共有し,需要に応じて波長資源を再分配することで,効率的な波長資源の利用を動的に提供可能である.平常時,通信トラヒックの要求を基に,波長資源を効率的に分配し,輻輳や資源の無駄を抑える波長資源境界制御技術を発展させ,緊急時に再優先される重要光回線パスを強制的に確保するシステムを提案し,その動作を実証した.