電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-11-22
フローティングコンテンツ配信制御方式 PFCS の性能評価
○萩原 涼(関西学院大)・山崎康広(NEC)・大崎博之(関西学院大)
本稿では、特別なインフラストラクチャを必要としない一時的なコンテンツ
(フローティングコンテンツ) のための配信制御 PFCS の有効性をシミュ
レーション実験により調査する。エピデミック型通信において、移動ノード間で中継されるメッセージを、空間的および時間的に制限することによって、特別なインフラストラクチャを必要とせずに一時的なコンテンツ (フローティングコンテンツ) の共有が可能となる。フローティングコンテンツが、一時的なコンテンツ共有システムとして有用であるかどうかは、フローティングコンテンツがアンカーゾーン内で持続的に維持できるかどうかに依存している。そこで我々はこれまで、アンカーゾーン内のメッセージ保有率を目標値に制御するという、フローティングコンテンツ配信制御 PFCS を提案した。FCS の有効性は、目標とするメッセージ保有率や制御ゲインなどの制御パラメータや、アンカーゾーン内に存在するノード密度のようなシステムパラメータによって影響を受けると考えられる。そこで本稿では、制御パラメータやシステムパラメータが、PFCS の定常特性に与える影響をシミュレーション実験により調査する。