電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-11-11
選択的ノード保護によるネットワークのロバスト性向上効果に関する一考察
◎賀沢 唯・津川 翔・山本幹雄(筑波大)
これまで、意図的なネットワーク攻撃に対するネットワークのロバスト性を評価する研究が行われている。従来の研究の多くでは、攻撃者がネットワークに関する完全な情報を有していることが前提とされてきた。これに対し本研究では、一部のノードの情報を攻撃者から秘匿しネットワークから削除されないように保護することができるとした場合のネットワークのロバスト性を分析する。その結果、一部のノードの保護によりネットワークのロバスト性を効果的に向上させることができることを示す。さらに、コミュニティ構造が強いネットワークにおいては、媒介中心性および Collective Influence に基づくノード保護が特に有効であること示す。