電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-10-65
光ファイバ中の波形劣化の評価における各種摂動法の精度比較
◎上品彰斗・乗松誠司・佐藤 亨(京大)
光ファイバ中において、光信号は伝送途中で波形劣化を受けるが、正確に情報を伝送するにはこの劣化を補償する必要がある。そこで、ディジタル信号処理によって補償を行う逆伝搬法が近年検討されている。従来計算に利用されているSSF法は高速に信号波形を算出することが難しい。その一方で摂動法であるRP、NRP法は高速なもののSSF法と比較して計算精度が低いため、高速かつ比較的精度が高い計算方法が求められている。本研究では、別の摂動法であるLP、CRLP法を適用し、精度評価を行った。その結果、LP、CRLP法の修正法が劣化を高精度に表現でき、どちらも今回の設定での逆伝搬補償ではNRP法と性能が変わらなかったが、十分利用可能であることを示せた。