電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-10-59
IM/DDナイキストPAM信号のSSB化と高周波数利用効率波長多重伝送の検討
○菊池信彦・平井理宇(日立)・福井孝昌(日本オクラロ)
メトロ・データセンタ向け短距離光ファイバ伝送方式としてDWDM技術を適用した超大容量伝送ニーズが高まっており、光IFの小型・省電力性と光信号の狭帯域性の観点から強度変調・直接検波(IM/DD)とナイキストPAM変調などの大容量伝送技術が有効となる。本稿ではさらなる波長利用効率の向上に向けIM/DD ベースバンドPAM信号のSSB化を検討した。IM/DD方式ではSSB化時に付加される信号虚部の強度が受信信号に大きな波形歪を生じる。これまで2値ベースバンド変調への適用報告は多いが、多値ベースバンド信号のSSB化はほとんど報告されていない。我々は送信側デジタル信号処理を用いた波形歪の除去技術を提案し実用的なSSB-NPAM4信号のIM/DD波長多重伝送を実証する。