電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-10-44
CO-OFDMにおける改良擬似パイロット支援法による位相雑音推定法
◎田中 匠・有田龍太郎・前田譲治(東京理科大)
 近年の通信容量の大容量化への要求に対して、高い周波数利用効率をもつコヒーレント光-直交周波数分割多重方式 (CO-OFDM) が注目を集めている。
 しかしCO-OFDMは長いシンボル時間を持っており、レーザ位相雑音の影響を大きく受ける。位相雑音の補償にはパイロット支援法 (PA) が幅広く使われている。PA法の雑音の平均化に多くのパイロットが必要という問題を軽減した擬似パイロット支援法 (QPA) が提案された。
 本稿ではさらなる必要パイロット数の減少をめざし、特定の2つのサブキャリアのデータ位相とパイロットの位相を対応させた推定手法を提案する。また数値シミュレーションにより、レーザ線幅β、シンボル時間Tsの積βTs≤4×10-3Hz・sの範囲において、提案法の必要パイロット数の減少が確認できた。