電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-10-30
モード交換によるモード間群遅延差の低減手法
◎若山雄太・相馬大樹(KDDI研)・五十嵐浩司(阪大)・多賀秀徳・釣谷剛宏(KDDI研)
モード多重伝送技術では,モード間クロストーク(XT)を補償するために一般的にディジタル信号処理(DSP)を用いる.しかし,モード間群遅延差(DMGD)が大きくなる程所要計算量が増大するため,モード数の増加や伝送距離の延伸に向けてはDMGDの低減が大きな課題である.DMGDを低減する方法としては,DMGDの符号が異なる光ファイバを伝送路中に割り入れる方法が提案されているが,特殊な構造を有する光ファイバを用意する必要がある.本稿では,伝送路の途中で伝搬モードを入れ換えることで,特殊な光ファイバを用いることなく,DMGDを低減する方法を提案する.