電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-9-10
ニューラルネットワークを用いた基準値修正方式DC-DCコンバータの過渡特性に関する研究
○谷口弘展・丸田英徳・黒川不二雄(長崎大)
電源の負荷変動に対して安定した電力を供給することは重要であり,優れた過渡特性が求められる。しかし,一般的に制御係数は固定したパラメータを用いるため,回路条件に合わせた制御係数を設定する必要があり,最適な制御係数を決めることは難しい。著者らは既にディジタル制御を用いたニューラルネットワーク(NN)による基準値修正方式を提案している。NNにより予測制御を実現することで柔軟な制御を可能にし,基準値修正により過渡特性の改善を図っている。このとき,修正量は予測値を用いて算出されるため,予測値の変化に依存している。本稿では,修正量の操作を可能とする重み係数を含む式の提案を行い,提案方式の有用性について検討する。