電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-9-3
太陽光発電に基づくマイクログリッドの電力供給持続性
○山田博仁・澤田延幸(東北大)
我々は、太陽光発電などの再生可能な自然エネルギーで発電した電力を蓄電し、それのみによって日々の生活を営むオフグリッド電源の電力供給持続性について、統計論および数値シミュレーションの両面から検討してきた。その結果、月間約300kWhの電力を消費する標準的な家庭が、電力を使い切って停電となる日を年1日以下に抑えるためには、定格出力5kWのソーラーパネルと25kWh程度の蓄電池があれば良いことを導き出し、前回発表した。これは、日本の標準的な家屋であれば十分導入可能な設備ではあるが、今現在、導入コストはまだまだ高い。そこで本研究では、オフグリッド電源を備える各家庭がマイクログリッドを構成し、お互いに電力を融通し合う仕組みを導入した場合、必要な電源設備の規模をどの程度抑えられるかについて検討したので報告する。