電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-8-54
遅延揺らぎ補正方式による時刻同期における故障復旧の迅速化に関する検討
○坂入 健・久島孝昭・須田祥生・新井 薫・黒川 修・行田克俊(NTT)
近年、ネットワークに接続された複数の装置が連携した動作を行うため、高精度な時刻同期が求められており、LTE Advancedでは±0.5μsの同期精度が要求されている。
ネットワークで装置間の時刻同期を行うPTPがある。パケット網で発生する遅延揺らぎによって時刻誤差が生じるため、高精度の時刻同期を得ることが困難である。その解決策として、遅延分布測定用の試験パケット(リファレンスパケット)を送受信して、揺らぎを補正する遅延揺らぎ補正方式を提案した。
本稿では遅延揺らぎ補正方式適用時において故障が発生した場合、故障回復後、即座に正常な遅延揺らぎ補正を可能とする基準タイミングバックアップ方式の実機評価について報告する。