電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-8-31
Split-PHY Processingアーキテクチャの上りリンクにおけるモバイルフロントホール光伝送容量と無線伝送特性の実験評価
◎宮本健司・桑野 茂・寺田 純・大高明浩(NTT)
無線データレートの高速化とスモールセルの高密度化が進む中,基地局設置の柔軟性と経済性の向上を目的に,基地局の信号処理部 (BBU: Baseband Unit)を集約し,無線送受信部 (RRH: Remote Radio Head)を光ファイバで複数張り出すC-RAN (Centralized/Cloud - Radio Access Network)の適用が進められている.しかし,CPRI (Common Public Radio Interface) [1] を用いたBBU-RRH間のモバイルフロントホール(MFH: Mobile Fronthaul)伝送には無線データレートの10倍以上の光伝送容量が必要となるため,将来移動体網の経済的な光アクセス収容に向けたMFH光伝送容量の削減が課題となる.本稿では,C-RANの基地局機能分割を再定義し,MFH光伝送容量を削減しつつCoMP (Coordinated Multi-Point transmission and reception)での高い無線伝送特性を維持するSPP (Split-PHY Processing)アーキテクチャ[2]について,上りリンクのMFH光伝送容量とCoMPの無線伝送特性を実験評価した結果を報告する.