電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-8-28
モバイルフロントホールへの適用に向けたトラヒックの統計情報に基づくTDM-PONの上り帯域割当手法
○小林孝行・王 寛・久野大介・島田達也・寺田 純・大高明浩(NTT)
次世代移動通信システムの研究開発が活発化しており、小さなカバーエリアを持つ光張出局(RRH)によるスモールセルを高密度に配置し、中央集約局(BBU)でそれらを制御するネットワーク方式が検討されている。TDM-PONは、スモールセル群を効率的に収容可能な光アクセス方式であり、我々は、モバイルシステムとPONシステムの連携を前提とした低遅延な上り帯域割当の検討を行ってきた。一方、システム間の連携を必要としない低遅延な帯域割当手法としては、固定帯域割当があるが、過剰な帯域を割り当ててしまう課題があった。本稿では、固定帯域割当をベースとして、トラヒックの統計情報に基づいて簡易に上り帯域割当を行う手法を提案し、その過剰帯域割当削減効果をシミュレーションによって評価したので報告する。