電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-8-9
チャネルランキングQRM-MLDを適用したAF方式協調通信
◎手塚 賢・岡村真哉・宇梶史哲・安 昌俊・橋本研也(千葉大)
マルチユーザーMIMOにおいて, 送信アンテナ数に対して受信アンテナ数が少ない場合, 十分なダイバーシティが得られずBER特性が劣化する問題がある. この問題を補償するために, 近傍のユーザーが相互に通信を行い, 互いを仮想的なアンテナとすることでダイバーシティ利得を得る協調通信という技術がある. 協調通信には大きく分けてAF(Amplify-and-Forward)方式とDF(Decode-and-Forward)方式があるが, AF方式は受信した信号の増幅のみを行い転送する方式であり, DF方式と比べ構成が単純であり時間遅延も少ない利点がある. よって本稿では, ダウンリンク4×2マルチユーザーMIMOに対して, AF方式協調通信およびチャネルランキングQRM-MLDを適用し, その特性について検討を行った.