電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-8-7
マルチユーザーMIMOにおける偏波特性を用いた信号分離法
○太郎田智史・藤井洋佑・宇梶史哲・安 昌俊・橋本研也(千葉大)
従来のマルチユーザーMIMOシステムにおいて,基地局から複数のユーザーにそれぞれ異なる信号を送信すると,受信する際に希望の信号に加えて他のユーザーへの信号による干渉が発生するという問題がある.また,移動体通信においてはシステム全体の周波数効率の向上が要求されており,周波数効率の改善が求められている.そこで,偏波により得られるcross-polarisation discrimination(XPD)による受信電力の減衰に着目して,同一の周波数帯を用いて複数のユーザーが通信を行う場合の性能を改善する.本稿ではXPDをMIMOシステムに適用することによる,システムの複雑化を抑えた上での希望信号に対する干渉信号の抑圧について検討する.