電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-7-64
送信者送信ビット数低減情報伝送プロトコルの可能性
◎岡本卓也・山岡克式(東工大)
近年,クラウドサービスなど,広帯域の上り回線を必要とするサービスの普及により,従来と比べ,上り回線の重要性が増大している.本研究では,受信者と送信者が,二重通信路で接続された環境を対象とし,受信者から送信者への逆方向伝送路を,順方向の情報伝送へ積極的に転用することで,送信者の送信ビット数以上の情報伝送を実現する,新しい情報伝送プロトコルを提案する.さらに,シンプルにモデル化した条件で,送信者が送信する単位ビット当たりの伝送情報量,遅延時間期待値,逆方向伝送路の使用量期待値を理論解析によって求め,提案方式の理論的な性能限界,および実ネットワークへの適用の可能性を示した.