電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-7-31
マルチパスTCPを利用したEnd-to-End空間的省電力TE
◎荒木雅斗・川原憲治(九工大)
近年,ネットワークにおける省電力化が急務となっている.送受信ノード間に複数経路が存在し,最小ホップ経路の利用率が低い場合,他経路に迂回することで前者の経路の省電力化を図る省電力トラヒックエンジニアリング(Traffic Engineering: TE)が有効である.しかし,TCP通信を対象とする場合,その経路は固定されるためネットワークの利用状況に応じた経路切替をすることは困難である.本研究ではMultiPath TCP(MPTCP)を適用したEnd-to-Endでの省電力TEの実現方法について検討し,シミュレーションによる有効性を検証する.