電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-6-122
DTN環境でのコンテンツ指向ネットワークにおけるキャッシュ判断法の性能評価
◎速水祐作(関西大)・柳生智彦(NEC)・山本 幹(関西大)
近年,災害時の通信技術への関心が高まっている.筆者らは,災害時の通信には従来のIPアドレスを用いたロケーション指向な通信モデルではなく,コンテンツ指向な通信モデル (CCN: Content Centric Networking) が適していることに着目し,DTN (Delay and Disruption Tolerant Network) 環境に適したCCNのメッセージ転送方法を提案している.DTN環境ではRTTが非常に大きく,また,そのRTTの内のごく短時間でストレージ容量を超えるような大量のメッセージが転送される可能性がある.そのため,転送されるメッセージの内,効果の大きいものを各ノードが選択的にキャッシュする必要がある.本稿では,DTN環境に適したキャッシュ判断法としてPOP (Popularity-based Caching)を採用し,その有効性を評価する.