電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-6-106
過密な無線LAN環境におけるユーザ移動がスループットに与える影響の実験評価
清水 学・○堀内咲江(福井大)・三好一徳(NECエンジニアリング)・村瀬 勉(名大)・橘 拓至(福井大)
多数の無線LANが混在する環境では,同一の周波数チャネルが複数の無線LANで使用される可能性が高い.このような過密な無線LAN環境において,ユーザの移動協力を用いた品質向上制御が提案されている.この品質向上制御では,ユーザが各地点に移動した際のシステムスループットをシミュレータによる解析で導出し,移動距離も考慮して最適な移動位置をユーザに提示する.本稿では,この品質向上制御の効果を調査するために,ユーザの移動によってシステムスループットがどのように変化するかを実験によって評価する.実験結果から,実環境においても,ユーザの移動位置によってシステムスループットが変化することを示す.