電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-6-102
複数無線アクセス利用時におけるセル内予想滞在時間によるMPTCPフロー制御の検討
○河村憲一・徳永和宏・岩澤宏紀・高谷直樹(NTT)
移動通信のトラフィック増加に対し、高速通信が可能なスポットセルをマクロセルに重畳させるHetNet (Heterogeneous Network)が検討されている。将来的には、スポットセルとして、ミリ波帯等の高周波帯のRAT(Radio Access Technology)や無線LANセルの組合せも考えられる。さらに、異なるNWの各無線アクセスの同時利用も想定すると、MPTCP(Multi Path TCP)の使用も考えられる。しかし、MPTCPでは、移動しながらスポットセルを追加/離脱したりする環境では、セルからの離脱時、該当フローにスケジュールされていたパケットが再送される際、再送遅延の増大の課題がある。本稿では、セルの予測滞在時間をトランスポート層に付加することによるフロー制御の改善を提案し、その効果を示す。