電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-6-100
ZigBeeと無線LANの共存環境における協調的チャネル制御手法
◎錦織 秀(阪大)・木下和彦(徳島大)・谷川陽祐・戸出英樹(阪府大)・渡辺 尚(阪大)
M2M/IoTサービスの実用化に伴う無線通信デバイスの増加・多様化により,通信規格の異なる無線ネットワークが同じ周波数帯を用いて同一の場所で使用される状況が増加している.本稿では,ZigBeeと無線LAN(WiFi)が共存する環境に注目するが,両ネットワーク間で電波干渉が起こるとZigBee側のパケットロスが増大する.提案手法では,ZigBeeは干渉により要求パケット到達率を満たせない可能性がある場合に,利用チャネルの変更処理に加えWiFiのAPに当該利用チャネルを包含するWiFiチャネルの利用を一定期間停止させることで干渉を回避する.また,ZigBeeは低周波数のチャネルから,WiFiは高周波数のチャネルから順に利用することで互いの干渉の可能性自体を低減させるが,この時ZigBeeネットワーク内での干渉も回避するため,チャネル変更の際には最も利用されていないチャネルを同一WiFiチャネルの中から選択する.